膝のお悩みについて
膝は痛いけど、レントゲン撮影したら異常なしと言われたことはありませんか?
膝にずっと注射をしているけど、よくなっていない事もありませんか?
膝の痛みは様々な場所が痛くなります。膝の内側、外側、後ろ、膝蓋骨(いわゆるお皿)の前後など部位別に診断も異なり、治療法も変わってきます。原因は関節の軟骨損傷だけではなく、靱帯の問題だったり、半月板というクッションの問題だったりします。
レントゲン撮影だけではわからないことも多いです。
当院では詳細な問診や診察を行い、レントゲン撮影だけでなく、MRI検査や超音波検査を行い、原因となる異常が見つかることがあります。
レントゲン撮影では変形性膝関節症と診断されなくても、超音波検査で骨の棘が見つかり、早期の変形性膝関節症と診断される事もあります。
また、超音波を使用して、以前より正確に膝注射を打つことも可能です。
- 関節内注射(いわゆる膝の注射)
- 関節外注射(靱帯周囲や末梢神経などに注射も可能です)
最後に、「注射や鎮痛剤内服、湿布は症状を抑えるだけで、一時的な効果ではないか?」と思われていませんか?
確かに、それらの治療法は現在の症状を軽減させる効果が高く、長期的に鎮痛を得るのは難しいかもしれません。
当院では、膝に対して運動療法を積極に行い、バランス改善を行うことで、膝の疼痛が軽減する事もあります。また、膝だけの問題ではなく、股関節や足関節の問題、体幹の筋力低下で疼痛が起きている場合も、運動療法を行うことで膝痛の原因が判明することもあります。
≫当院のリハビリについて
正常な膝の超音波検査画像
大腿骨は大腿の骨で、脛骨は下腿の骨のことです。その間にあるクッションが半月板です。